パリが始まっていたので、ミラノより先にパリからツイート。— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 15, 2020
JW Anderson 2020AW やはりアンダーソンを見ていると「モダンなコムデギャルソン」という言葉が浮かんでくる。プリュスではなくウィメンズラインのデザインを、リアルが重要な現代の時代感に転換したデザイン。メンズの領域で、歪な造形を武器に勝負する稀有な存在のアンダーソン。 pic.twitter.com/2mT3m6xRTT— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 15, 2020
Études 2020AW 男性像が以前よりもだいぶ変わった印象。ちょっと生意気そうなクリーンスタイルのストリートキッズから、毒味振りまく渋さも備えた社会に出る前のストリートな若者みたいな転換。この毒味、80年代が浮かんできた。アグレッシブでアダルトな男性像がブランドをどう進化させていくか。 pic.twitter.com/kW9SIxtHuZ— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 15, 2020
タクシードライバー風のモデル https://t.co/cvLxEs3sEv— ユーヲ (@u_wo) January 15, 2020
Off-White 2020AW やはりヴァージル は小難しい。ヴァージルは特別に違いを作り出そうとするよりも「これが今俺がカッコいいと思うスタイルだ!」みたいな姿勢でデザインしたらかなりうまくハマりそうな気もするけど、それは自分の勝手な思いに過ぎない。シンプルなカットのルックの方に魅力を感じた。 pic.twitter.com/CbYlNcPLb5— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 15, 2020
自分的に今のヴァージルのデザインはオフホワイトの時よりもヴィトンの方が惹かれる。ヴィトンの方がヴァージルの素の部分が出ている気がした。前回のヴィトンは自分が子供の頃に見た園芸をテーマにしたり、自己の内面に向かうアプローチの方がヴァージルはデザイン力が発揮されそうな気がする。— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 15, 2020
Ami 2020AW シンプル&シックな装いをキープしつつ、アミも毒味が増してクセのある男性像が完成したように思う。スタイルそのものはシックな着こなしだけど、従来の綺麗さにおさめないようにするスタイル。これがメンズスタイルの新しい潮流になるのかどうかに注目したい。毒をデザインすることが。 pic.twitter.com/2bhClKxMec— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 15, 2020
ベーシックにグロテスクや毒みたいなクセを持たせたスタイルが好みだから、今回のAmiみたいなのドンピシャ https://t.co/XnTynToIMa— 稲森ミモミ🌾Mimomi (@miiimooomiii) January 16, 2020
A-Cold-Wall 2020AW 今回はロンドンではなくミラノで発表。その影響か、サミュエル・ロスが素晴らしい進化を見せる。複雑なディテールは取り入れず、シルエットとスタイルで勝負。ワークな香りに豊かなシルエットが品格を生む。ロンドンで育ったストリートの男がミラノでエレガンスを身につけた。 pic.twitter.com/8VpWGzg1jU— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 15, 2020
今回のA-Cold-Wallかなり好きだ。これまでのところ今シーズン自分的No. 1。 pic.twitter.com/BxGwkL9GTJ— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 15, 2020
Raf Simons 2020AW やはりコンセプチュアルブランドへシフトしている。テーラードを全面に押し出し、トラッドなアイテムも織り交ぜたスタイルは初期を思い出せ、けれどあの時代にはなかった重厚でアダルトな魅力を備えた男性像へ。かつ、そこにコンセプチュアルなディテールを組み込むNew Raf Simons。 pic.twitter.com/IbX4cqJQa2— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 15, 2020
コンセプチュアルな匂い醸すディテール除いてスタイルだけ見ると、今回のラフはかなりカッコいい。この重厚さ、メンズの醍醐味。クラシックと単純には言えないモードな味付けが魅力を促進する。 pic.twitter.com/DMJacl4khG— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 15, 2020
同じテーラードでも97〜98年とはベクトルが違うから面白い。 https://t.co/VEd4JKXiDj— まさやん (@182_b_o_c) January 16, 2020
OAMC 2020AW 最近渋い方向へシフトしている。インパクトのある素材やグラフィックはあるが、ワークな香り強く、色使いも基本的に渋くてダーク。どこか昔の東欧の兵士を思わすムードもある。ルークはOAMCで自身の中で新しいチャレンジを始めている。この道の行先が見てみたい。 pic.twitter.com/4NlbFnPcj9— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 15, 2020
OAMCの色使いめちゃすこ https://t.co/sPG7iAifmP— 晴樹 (@Haruki__0516) January 15, 2020
Dries Van Noten 2020AW ドリスは今が最盛期なのではと思わせるメンズウェアを発表。ドリスならではのクラシックに毒のある柄を組み合わせ、今の時代ならではのエレガンスを提示。現代のエレガンスは調和の取れた美しさよりも、異種混合されたパワーこそが美しさで、それをデザインする時代に移行。 pic.twitter.com/4e68Qak7SS— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 16, 2020
ドリスのこのデニム、シルエットがすごく今の気分にはまる。脚に張り付くことなくリラックスできて、けれどスマートですっきりと見えるシルエットがとてもいい。 pic.twitter.com/g9UXmCxWVT— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 16, 2020
素敵。日本人にはあんまり似合わなそうな気がするけど。 https://t.co/azbONBLgfB— quotation(ョシゾーマル) (@quotation_by_R) January 17, 2020
ドリスに最盛期はありません。いつものことです(盲目) https://t.co/Iy2cHr0dI4— LINO (@funrasticlife) January 17, 2020
たぶん不完全燃焼に終わったCalvin Kleinの心残りも少し感じさせつつ...w トレンドとしてのオーバーサイズの次として、量感のコントロールって方法を示唆してる感じがした。(個人的にはRafは大振りで幾何学的なディテールワークよりもサンプリングのセンスの方が好き) https://t.co/D01hrycFUQ— ıɥsɐʎɐɥ ıʞnʎ (@septendecim) January 17, 2020
ラフはしばらくは他ブランドのディレクターはやらずに、シグネチャーのデザインに専念してほしい。願わくば、シグネチャーで本格的なウィメンズラインの始動が見たい。— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 17, 2020
改めて見ていて思ったが、今回のラフけっこういい。特にコートが。https://t.co/fDb5fpCUwf pic.twitter.com/un9lUgROyn— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 17, 2020
Heron Preston 2020AW ヘロンのワークウェアが、ワークウェアならではの泥くささそのままに以前よりもグラフィック量を減少させ、時代に呼応するように洗練さを増してきた。グラフィックをダイナミックに使ったルックはあるが、これまでよりもクリーンなルックがボリュームアップし、品格も出てきた。 pic.twitter.com/9Oy2YZECmF— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 16, 2020
Rick Owens 2020AW とても不思議でカッコよさのあるコレクション。SF的世界観を思わせながら。地球の外から来訪した生物が人間の姿に擬態し、「服」というものを着る。けれど性別という概念がわからない為にごちゃ混ぜになる。最後、自分の本当の姿が少し肩に現れてしまった、ようなイメージ。 pic.twitter.com/f40f7HBhjm— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 19, 2020
Louis Vuitton 2020AW ストリートとの決別。そう言えるほどにスーツを主役に男の正統派ファッションをヴァージル流に味付けし、ヴィトンのラグジュアリーに乗せて披露。時折、苦味を感じるスパイスのようなデザインが入る。ない方がより美しく見えそうだが、そのスパイスがあるからヴァージルか。 pic.twitter.com/jXcNNeGlDO— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 19, 2020
Yohji Yamamoto 2020AW ヨウジ復活の狼煙となったグラフィックはあるものの、その印象は近年では最も薄く、逆にヨウジのDNAであるシルエットの厚みに焦点が当てられたコレクションに思う。シックで、けれど社会の正道からは外れて自分の美学を纏って歩く男たちの正装。野暮で無骨で美しく。 pic.twitter.com/PlrTaGtd76— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 19, 2020
グランジがトレンドになりきれなかったのは、ツーブロックを主としたバーバースタイルが流行っていたのがひとつの要因だと思っている。バーバースタイルに飽きはじめている今、グランジがトレンドに乗っかりきればロン毛が来る確率も高くなると思う。 https://t.co/J5DgLYkLZy— Kmmr (@shokmmr) January 19, 2020
Rochas 2020AW そういえば男の色気が主役になったコレクションを最近は見てなかったな、ということを思い出させたデザイン。ドルチェ&ガッバーナとは対極の美しく繊細に香る男の色気。このタイプのデザインの発展系がまだまだありそうに思える。 pic.twitter.com/ijrUmpSGWo— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 19, 2020
Kiko Kostadinov 2020AW 人間の意識をグラフィカルに切り取って、男の衣服として繋ぎ合わせた。そんな印象を抱く。キコは自身のデザインを次のステージに移行させ、メンズウェアの可能性に挑戦している。そのデザインには賛否両論あるだろうし、疑問も感じるのだが見てしまう。この先どうなるのか。 pic.twitter.com/FwptpHwqwb— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 19, 2020
Botter 2020AW ニナ・リッチを新しいステージへ導くボッターとヘレブラーがシグネチャーブランドのショーを開催。ブランドの持ち味であるカリビアンスタイルにクチュールな技巧を至るところに散りばめ、贅沢さありながらもカジュアルでフレッシュなスタイル。画家が自身の創造を纏った服にも見える。 pic.twitter.com/CihshfRDfG— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 19, 2020
Junya Watanabe 2020AW おじさんのためのモードを作らせたら世界最高のデザイナー。そんな称号がふさわしいジュンヤ・ワタナベ。若く美しいモデルたちが闊歩するランウェイを、渋いおじさんたちが歩く。それは若さを讃えがちなファッションへのカウンター。リヴァプールのクロップ監督に似合いそう。 pic.twitter.com/6DHWkJxxTM— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 19, 2020
Undercover 2020AW 戦国武将や千利休のようなお茶の世界も感じさせる「和」を、アウトドアと結び付けて自身のダーク&グロテスクな世界で料理。そんなイメージのコレクションに驚嘆。こんな創造が世界にはあったのかと。まさかと思える世界と世界を繋ぎ合わせた高橋盾。この男の才能は底が知れない。 pic.twitter.com/ygYHDw76be— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 19, 2020
久しぶりに1990年代のようなコンセプチュアル。これは欲しいな。。 https://t.co/QeIlCA0BK8— AOYAMA@デザインディレクター (@Maoyamawaving) January 19, 2020
これこれ!こうゆうことじゃないの!日本がグローバル化(平準化)する世界に誇れる独自の世界って!最高! https://t.co/Wn7AqeRvZ9— おらいおん (@aLionEditor) January 20, 2020
— tomOKi (@08255296_t) January 20, 2020
Y/Project 2020AW 捻れと厚みのあるシルエットが特徴だったYプロジェクトが新しい世界に突入。以前よりもグッと軽くなり、けれど以前の重さと迫力をシルエットではなくスタイルへと横展開。エレガンスに移行するコンテクストに乗って自身の解釈を巧みにデザイン。重くとも軽い。その感覚に惹かれた。 pic.twitter.com/beLgQefXAV— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 19, 2020
Valentino 2020AW 後半にストリート&カジュアルな現代的デザインが登場するが、それよりも前半のルックに注目。水墨画の世界が洋服の世界に乗り、その世界に色が染み渡る。オリエンタルとオクシデンタルが融合した最上位のエレガンス。前半のスタイルで全ルックを構成して欲しかったと思うほど。 pic.twitter.com/3EnQ1eZBty— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 19, 2020
2020SSのVALENTINOとUNDERCOVERのコラボレザージャケットのバッグプリントもすごかったのを思い出した…! https://t.co/XU51TcJEp9 pic.twitter.com/3yaZNJSF6g— なーい (@fashionfuture24) January 20, 2020
やっぱり世界に波風を立ててこそモード。見た誰もが賞賛するのは新しくない。理解できない感覚が混じってこそ、感覚が更新されていく。怒りと賞賛が混じってこそモード。— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 19, 2020
今朝のコレクションツイートは一旦終了。また機会を見てドバッとやりたい。Instagramでもコメントルックシリーズもストーリーに投稿したいので、そちらも機会を見て。今日は代官山蔦屋書店で開催するトークイベントのスライド作りをやる。来月5日開催なのでぜひ来て。https://t.co/VpZPCCrMt2— Shigeaki Arai (@mistertailer) January 19, 2020
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